豪ドル週間見通し:底堅い展開か、中銀理事会や1-3月期GDPの発表に注目

通貨
2020年5月30日 14時33分

■上昇、世界的な経済再開を好感した豪ドル買い

先週の豪ドル・円は上昇。香港国家安全法の制定をめぐり、米中対立の激化が懸念されたが、世界的な社会・経済活動再開の動きの広がりが好感されたほか、欧州の復興計画を期待したユーロ反発もあり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが活発となった。取引レンジ:70円20銭-71円93銭。

■底堅い展開か、中銀理事会や1-3月期GDPの発表に注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)理事会が開催されるが、政策金利(0.25%)は据え置きが予想される。また、ロウ総裁が前週の議会証言で量的緩和拡大の必要はなく、マイナス金利導入の可能性は極めて低いと述べており、一段の緩和姿勢は見込みにくい。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・2日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25%に据え置き予想)

・2日:1-3月期経常収支(10-12月期:+10億豪ドル)

・3日:1-3月期GDP(10-12月期:前年比+2.2%)

・4日:4月貿易収支(3月:+106.02億豪ドル)

・4日:4月小売売上高(暫定ベース:前月比-17.9%)

予想レンジ:71円00銭-73円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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