10日の株式相場見通し=続落、FOMC前に利益確定売り

市況
2020年6月10日 7時52分

10日の東京株式市場は、利益確定売り優勢の展開となり、日経平均株価は続落して2万3000円台を割り込みそうだ。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅ながら続伸し連日で最高値を更新したものの、NYダウが300ドル安と反落しており、FOMCの結果発表を目前に目先買い手控えムードが出やすい。外国為替市場で1ドル=107円台後半まで円高に振れていることも主力株中心にネガティブに働く。また、週末のメジャーSQ算出をにらんで全般は先物主導で不安定な展開となる可能性がある。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比300ドル14セント安の2万7272ドル30セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同29.008ポイント高の9953.753だった。

日程面では、5月の企業物価指数、4月の機械受注統計など。海外ではFOMCの結果発表及びパウエルFRB議長の記者会見。5月の中国消費者物価指数(CPI)、5月の卸売物価指数(PPI)、5月の米CPI、5月の米財政収支など。

出所:MINKABU PRESS

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