エフピコが反発、積水ヒノマルの成形品事業を譲受
エフピコ<7947>が反発している。前週末12日の取引終了後、積水ヒノマル(熊本市中央区)からプラスチック製食品容器の製造・販売を行う成形品事業を10月1日付で譲受すると発表しており、これが好感されている。
積水ヒノマルの成形品事業は練り物、塩干、明太子など水産物向け製品ラインアップを取り揃えさまざまな食品加工業者と取り引きがあるため、エフピコにとっては新たな販売ネットワークの拡大が見込まれるという。また、譲受によるスケールメリットを生かした原材料の調達コスト削減、製造技術の融合による生産コストの削減や設備の稼働率向上などのシナジーも期待できるという。なお、21年3月期業績への影響は軽微としている。