ウェーブHDが急反騰、新型コロナ関連で商機捉え投資指標は超割安圏
ウェーブロックホールディングス<7940>が急反騰。商いを膨らませ一気に700円台半ばまで上値を伸ばしている。同社は壁紙や防虫網、食品包装など複合素材の加工販売を行っている。現在、新型コロナ対策でスーパーのレジなどで透明なビニールシートが導入されているが、同社はこのビニールシート(タフニール)を製造販売している。更に安全性の観点から同商品は不燃性もしくは難燃性の物への代替が今後進むことになるが、同社は既にそれに対応した商品を取り揃え、2次的需要を大きく享受する可能性が高い。また、テレワークが推進される一方、従来型のビジネス形態復活で企業への出社も徐々に増えるなか、オフィス向け間仕切りなども展開しており、こちらでも需要を捉える公算がある。株価指標面ではPER7倍弱、PBR0.5倍台、配当利回り4%台と割安感も際立っており、株価の見直し機運が高まっている。