アークランドが反発、ホームセンター好調で第1四半期営業利益は38%増
アークランドサカモト<9842>が反発している。15日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高323億2600万円(前年同期比15.4%増)、営業利益39億5200万円(同37.7%増)、純利益23億2200万円(同48.8%増)と大幅増益となったことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止需要や緊急事態宣言に伴う外出自粛による巣ごもり消費の拡大により、ホームセンター部門の既存店売上高が前年同期比15.8%増となったことが牽引した。外食事業はコロナ禍に伴う消費マインド悪化の影響を受けたものの、小売事業の好調がカバーした。
なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1150億円(前期比2.1%増)、営業利益98億円(同2.3%増)、純利益52億円(同7.3%増)の従来見通しを据え置いている。