東京計器が大幅反発、日本財団の無人運航船プログラムに参加
東京計器<7721>が大幅反発している。午前10時ごろ、日本財団の無人運航船プログラムに参加すると発表しており、これが好感されている。
日本財団の助成により実施する「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に対し、日本郵船<9101>をはじめとする国内21社と共に提案を行い、「DFFASプロジェクト」として採択されたという。同プロジェクトでは25年までの無人運航船の本格的な実用化に向けて、21年度に内航コンテナ船を用い輻輳海域での長距離航行という世界初の無人運航船実現に向けた実証実験を目指すという。なお、東京計器は、オートパイロットの分野で培った自動操舵技術と、FOGコンパス(光ファイバージャイロコンパス)による高精度な姿勢・方位の計測技術を通じて、無人運航船の実用化を推進するとしている。