東京株式(前引け)=急反発、米株高に追随し上げ幅は700円を超える

市況
2020年6月16日 11時47分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比714円01銭高の2万2244円96銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は6億2312万株、売買代金概算は1兆913億6000万円。値上がり銘柄数は2055、対して値下がり銘柄数は90、変わらずは22銘柄だった。

今日の東京株式市場では前日の波乱相場から一転、米国株高の流れを引き継ぎ広範囲に買い戻しが入り、日経平均が大きく切り返す展開となった。海外ヘッジファンドの先物への買い戻しで前引けにかけ下値を切り上げる形で上げ幅は700円を超えた。半導体関連に資金が集まったほか、海運、鉄鋼など市況関連株などの上げも目立つ。値上がり銘柄数は2000を超え東証1部全体の95%が上昇する全面高商状となった。

個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅高、レーザーテック<6920>も活況高。トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>なども上昇した。東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>など値がさ株が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株も高い。古河電池<6937>、ダブル・スコープ<6619>、ウェーブロックホールディングス<7940>はストップ高。半面、パーク24<4666>が大幅安、ヤクルト本社<2267>も大きく値を下げた。ウエルシアホールディングス<3141>、ケーズホールディングス<8282>なども軟調。

出所:MINKABU PRESS

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