SBI ホールディングス、福岡県うきは市で、ブロックチェーンを活用し地域商品券を電子化【フィスコ・ビットコインニュース】
SBI ホールディングス<8473>は18日、福岡県うきは市商工会が発行する令和2年度プレミアム付き地域商品券(プレミアム商品券)の電子化について、サービス提供を開始したと発表した。
プレミアム商品券の電子化は、筑邦銀行が九州電力<9508>の提供するシステム基盤を利用し、福岡県うきは市商工会が発行するもの。SBIはこれまで紙で発行されていたプレミアム商品券の発行額の一部を、ブロックチェーン技術を活用して電子的に発行するという。「ポストコロナ社会に適応した形で地域経済の活性化および利用者の利便性向上を実現する」としており、また、「従前の地域商品券で発生していた紙に関する負担を軽減するとともに、利用データをもとに加盟店の利用活性化および経済循環の可視化を図る」と伝えている。
同サービスは、スマートフォンで専用アプリをダウンロードすることで、申込・購入すると購入金額に加えてプレミアム分が付与される仕組み。買い物時には店舗にあるQRコードを利用者のスマートフォンで読み取り、決済を行う。申し込み期間は2020年9月~、利用期間は2020年10月~2021年2月を予定しているという。
今後について、同社は「各企業と連携し、ブロックチェーン/分散台帳技術の活用による地方創生に取り組んでいく」との意向を示している。
《HH》