NY為替:ウイルス感染第2波への懸念でリスクオフ

通貨
2020年6月20日 7時15分

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円77銭まで下落後、107円05銭まで反発し、106円88銭で引けた。米国の数州で連日ウイルス感染者数が急増したと伝えられるなど、感染第2波への警戒感が根強くリスク回避の円買いが優勢となった。ただ、中国が米中第1段階貿易協定を順守し米農産物購入を拡大する意向であるとの報道で円売りも観測され、下値を支えた。

ユーロ・ドルは1.1254ドルまで上昇後、1.1168ドルまで下落し1.1177ドルで引けた。メルケル独首相やラガルドECB総裁が、「パンデミック救済策で合意できなければ、結果は悲惨なものになる」とウイルス復興基金の速やかな合意を要請したため、期待感からユーロ買いが強まった。ただ、EUサミットが物別れに終わったとの報道でユーロ買いは後退。ユーロ・円は120円21銭まで上昇後、119円38銭まで下落。ポンド・ドルは1.2412ドルまで上昇後、1.2344ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9488フランまで下落後、0.9531フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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