外為サマリー:一時1ドル108円10銭台に上昇、米地合いを引き継ぐ

通貨
2020年7月1日 10時49分

1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円09銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。

6月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=107円93銭前後と前日に比べ30銭強のドル高・円安で終えた。この日に発表された米6月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことなどを手掛かりにNYダウが続伸。米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大が意識されたこともあり、一時107円98銭まで上昇した。

この流れを引き継いだ東京市場もドル買い・円売りが優勢。節目の108円ラインを上抜けると買いに拍車がかかり、午前9時30分過ぎには108円16銭と6月9日以来の水準まで上伸した。日銀が朝方に発表した全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)がマイナス34と市場予想(マイナス31)を下回ったが、経済活動再開による国内景気の回復期待などから特に悪材料視する動きはみられない。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1231ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円39銭前後と同50銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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