NY為替:米FRBの追加緩和観測でドル弱含み

通貨
2020年7月15日 6時59分

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円43銭まで上昇後107円16銭まで下落して107円24銭で引けた。米6月消費者物価指数(CPI)の上昇で一時ドル買いが優勢となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言、パンデミック感染再燃や米国の大手銀が悲観的見通しを示したため米FRBの追加緩和策への思惑が強まり、ドル買いはやや後退。

ユーロ・ドルは1.1361ドルまで下落後、1.1409ドルまで上昇して1.1400ドルで引けた。ユーロ・円は121円98銭から122円32銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2480ドルまで下落後、1.2564ドルまで上昇した。英国の5月国内総生産(GDP)が予想を下回り回復鈍化懸念にポンド売りが強まった後、ドル売りに拍車がかかり反発。ドル・スイスは0.9380フランまで下落後、0.9407フランまで上昇した。スイス中央銀行総裁が「為替介入やマイナス金利は不可欠」との考えを示し、介入警戒感からフランの売り戻しが優勢となった。

《MK》

提供:フィスコ

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