外為サマリー:1ドル106円90銭台で推移、中国経済指標の発表を前に見極め姿勢

通貨
2020年7月16日 10時29分

16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=106円96銭前後と前日の午後5時時点に比べ5銭程度のドル安・円高となっている。

15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円94銭前後と前日に比べ30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。欧米株高から流動性の高いドルの需要は乏しく一時106円67銭まで軟化。リスク選好時には低リスク通貨とされる円も売られやすいためドルは売り一巡後に下げ渋ったが戻りは限定的だった。

東京市場に移ってからも冴えない展開で、午前9時20分過ぎには106円83銭まで弱含む場面があった。その後は前日のNY市場の安値が意識されるかたちで持ち直す動きとなっているものの、午前11時頃に発表される予定の中国4~6月期国内総生産(GDP)や中国6月小売売上高、中国6月鉱工業生産を見極めたいとして上値は限られている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1414ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=122円09銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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