テラプローブはカイ気配のまま水準切り上げる、1~6月期営業利益の大幅修正好感
テラプローブ<6627>が寄り付き大口の買い注文に値がつかず、カイ気配で水準を切り上げている。半導体装置分野でDRAMやシステムLSIのテスト工程受託を手掛け、スマートフォンや車載向け中心に受注回復が進んでいる。同社は20日取引終了後、20年12月期第2四半期(1~6月)業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の1億5000万円~3億5000万円から3億2000万円(前期実績は6億7300万円の赤字)へ修正しており、これを好感する買いが集中した。前日の米国株市場では半導体製造装置世界トップのアプライドマテリアルズをはじめ、半導体銘柄が軒並み上昇したことも物色人気を助長している。
最終更新日:2020年07月21日 09時16分