東京株式(前引け)=続伸、ナスダック高受け上値指向も値下がり銘柄多い

市況
2020年7月21日 11時49分

21日前引けの日経平均株価は前営業日比139円23銭高の2万2856円71銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億8504万株、売買代金概算は1兆797億5000万円。値上がり銘柄数は934、対して値下がり銘柄数は1127、変わらずは108銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が大幅高で最高値を更新したことなどを受け、主力電機株など中心にリスクを取る動きが強まった。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される一方、米国などで新型コロナワクチン開発への期待感が強まっており、景気底入れに対する思惑が全体相場を支えている。ただ、利益確定売り圧力も強く、主力株が買われる一方で中小型株に値を下げるものも目立つ。値下がり銘柄数は1100を超え、値上がり銘柄数を上回った。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし高く、任天堂<7974>、ソニー<6758>も買いを集めた。SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>なども上昇した。GMOクラウド<3788>が急伸、ワイヤレスゲート<9419>も大幅高となった。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、ダイキン工業<6367>も軟調。三菱商事<8058>も売りに押された。ダントーホールディングス<5337>が急落、コシダカホールディングス<2157>、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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