欧州為替:米中関係悪化を警戒してドル・円は上げ渋る展開か

通貨
2020年7月24日 18時18分

24日の欧州市場でドル・円は、106円40銭近辺で推移。アジア市場の終盤で米中関係の悪化を警戒したドル売りが観測されたが、106円台前半でドル買い興味が確認されており、ドルは下げ止まっている。ただし、米雇用情勢のさらなる改善は当面期待できないとの見方や、米中関係のすみやかな改善は期待できないことから、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円18銭から106円43銭、ユーロ・ドルは1.1591ドルから1.1616ドル、ユーロ・円は123円18銭から123円51銭。

■今後のポイント

・米国などにおけるウイルス感染拡大を懸念

・欧州復興基金で合意

・米雇用情勢のさらなる改善は期待薄との見方

・NY原油先物(時間外取引):高値41.46ドル 安値40.72ドル 直近値41.32

《FA》

提供:フィスコ

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