味の素が21年3月期業績予想を増額修正、巣ごもり需要で家庭用製品が好調
味の素<2802>が30日取引終了後、21年3月通期の業績予想の増額修正を発表した。売上高は1兆480億円から1兆570億円(前期比3.9%減)に見直したほか、事業利益は780億円から900億円(同9.3%減)、純利益は225億円から320億円(69.9%増)に増額した。新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要で、調味料・食品、冷凍食品の各セグメントで家庭用製品の販売が増加している。特に北米での冷凍食品の販売が好調なことなどが寄与する。