イー・ガーディアン---3Qは2ケタ増収増益、ソーシャルサポートが好調に推移

材料
2020年8月4日 10時06分

イー・ガーディアン<6050>は3日、2020年9月期第3四半期(19年10月-20年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.2%増の57.17億円、営業利益が同11.6%増の9.63億円、経常利益が同13.1%増の10.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.5%増の6.86億円となった。

ソーシャルサポートの売上高は前年同期比33.9%増の23.68億円となった。新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加や外出自粛によって、インターネットサービスは需要が増えたもの、減少したもの等、大小様々な影響が出ている。その中で、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力した。これまでに蓄積したノウハウとAIの活用により高効率を実現し、売上を拡大した。

ゲームサポートの売上高は前年同期比2.0%減の18.80億円となった。海外子会社E-Guardian Philippines Inc.との連携により、マルチリンガルでのカスタマーサポート、ローカライズサービスを提供するなど,海外ゲーム企業の多言語案件受注に注力した。

アド・プロセスの売上高は前年同期比16.1%増の7.36億円となった。サイバー・コミュニケーションズと合弁により、広告・マーケティングに特化したBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を展開するビズテーラー・パートナーズを設立した。培ってきたBPOノウハウと、サイバー・コミュニケーションズの広告業務オペレーションノウハウを活かすことにより、広告業界の課題である人材不足の解消を目指す。

その他の売上高は前年同期比41.9%増の7.32億円となった。サイバーセキュリティ業務は、グレスアベイルが国内初のコンテナ型WEBセキュリティファイアウォールである「GUARDIAX」を開発した。「GUARDIAX」はAIによる自動解析制御や高度ログ分析等の高度な機能をもち、サイバー攻撃被害の最小化に貢献する。また、デバッグ業務は、EGテスティングサービスが、ソフトウェアのデバッグ事業とシナジーを発揮し、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指した。

2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.2%増の74.00億円、営業利益が同2.9%増の12.01億円、経常利益が同1.6%増の12.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.