手間いらずは一時S高、21年6月期は増益基調継続で増配見通し
手間いらず<2477>は一時ストップ高。3日の取引終了後、21年6月期単独業績予想を発表しており、売上高16億8000万円(前期比1.9%増)、営業利益11億8300万円(同1.7%増)、純利益7億7800万円(同1.4%増)と増収増益基調が続く見通しで、通期配当予想は前期比50銭増の27円を見込んでいることが好感されている。
主力のアプリケーションサービス事業で、引き続き宿泊施設の販売機会拡大を目的とした予約サイトなどの販売チャネルとの連携や、利便性・機能性向上のためのさまざまなシステムとの連携を図るほか、機能改善や新機能の追加などを積極的に行う予定。また、インターネットメディア事業では、比較サイト「比較.com」で、効果の悪い広告の削減と同時に、検索エンジンの最適化などの対策を継続することで売上高・利益増を狙う。
なお、20年6月期業績は、売上高16億5000万円(前の期比21.5%増)、営業利益11億6300万円(同31.7%増)、純利益7億6700万円(同32.1%増)だった。