カプコンが連日の上場来高値、デジタル販売の強化で4~6月期は大幅増収増益
カプコン<9697>が4連騰し、連日の上場来高値に買われている。3日の取引終了前に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高237億2200万円(前年同期比32.2%増)、経常利益106億1900万円(同37.9%増)と大幅増収増益を達成しており、これが引き続き材料視されている。
アミューズメント施設事業は店舗の休業などで苦戦を余儀なくされたが、デジタル販売の強化が奏功したデジタルコンテンツ事業の収益拡大が業績向上を牽引した。大型新作タイトル「バイオハザード RE:3」が堅調に推移するとともに、旧作の「モンスターハンターワールド:アイスボーン」や「バイオハザード RE:2」が続伸するなど、採算性の高いリピートタイトルが引き続き好調だった。