NY株式:NYダウ164ドル高、追加財政策の交渉を睨みもみ合い

市況
2020年8月5日 7時00分

米国株式相場は続伸。ダウ平均は164.07ドル高の26828.47ドル、ナスダックは38.37ポイント高の10941.17ポイントで取引を終了した。長引く追加財政策を巡る協議を警戒し下落して寄り付いた。シューマ?上院議員が政府との協議がようやく正しい方向に向かっているとの楽観的な見解を示すと合意への期待から上昇に転じた。しかし、ペロシ下院議長が今週中の合意の可能性を否定、さらに、ムニューシン財務長官も先週からほぼ進展なしと悲観的な見解を示すと期待感を受けた買いが後退、上げ幅を一時縮小したのち引けにかけて再び上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。セクター別では、エネルギー、食・生活必需品小売が上昇した一方、ソフトウェア・サービスが下落した。

ゲーム・周辺機器メーカーのテイクツー・インタラクティブ(TTWO)は第1四半期決算で売上が136%増となり急伸。携帯端末のアップル(AAPL)は、中国のティックトックの米国事業買収に興味を示していると報じられ一時急伸後、報道を否定したが上昇を保った。自動車大手フォード(F)はCEOのハケット氏が退任を表明し、上昇。一方、画像製品メーカーのイーストマン・コダック(KODK)は医薬品原材料製造を目的とした米国政府系機関からの借り入れ契約に絡む取引を米国証券取引委員会(SEC)が調査しているとの報道を受けて下落した。

クドロー国家経済会議(NEC)委員長はインタビューで、第2弾の大規模な経済封鎖は巨大な人的損失に繋がりかねず良い考えだとは思わないと応えた。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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