サンコーテクノ---1Q増収・大幅な増益、機能材事業が業績に貢献

材料
2020年8月7日 11時38分

サンコーテクノ<3435>は6日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%増の41.18億円、営業利益が同45.1%増の3.11億円、経常利益が同46.0%増の3.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同49.7%増の2.13億円となった。

ファスニング事業の売上高は前年同期比5.6%減の28.83億円、セグメント利益は同1.4%減の3.39億円となった。各種設備工事等の需要は、民間工事・公共工事ともに前年を下回る水準で推移している。これに伴い主力製品である、あと施工アンカーの販売は減少した。また、完成工事高、ドリル・ファスナー製品の販売、海外売上高についても減少し、総じて軟調な推移となった。

機能材事業の売上高は同38.1%増の12.35億円、セグメント利益は同118.8%増の1.73億円となった。電動油圧工具関連の販売が、国内・海外ともに前年を下回る水準で推移した。また、電子基板関連及びFRPシート関連が減少した一方、アルコール検知器関連が微増を確保したほか、2020年3月期第2四半期より、新たに包装・物流機器関連が加わったことにより売上高が増加した。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.7%減の180.00億円、営業利益が同22.4%減の11.70億円、経常利益が同22.2%減の11.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.7%減の8.00億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.