ＨＥＮＮＧＥ大幅３日続伸、広告費減少など寄与し今９月期営業利益予想を上方修正
ＨＥＮＮＧＥ<4475>が大幅高で３日続伸している。前週末７日の取引終了後、２０年９月期の連結業績予想について、営業利益を２億５９００万円から４億８０００万円（前期比２．６倍）へ、純利益を１億４５００万円から２億８０００万円（同２．５倍）へ上方修正したことが好感されている。
売上高は、直近の「ＨＥＮＮＧＥ Ｏｎｅ」のリード獲得や新規受注、解約状況などに大きな変化が認められないため、従来予想の４１億１０００万円（同１９．９％増）を据え置いたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外渡航の制限の影響によるグローバル人材の入社遅延などによる人件費の減少や、リアルイベントの開催自粛に伴う広告宣伝費用の減少などにより、利益は従来予想を上回ると見込む。
同時に発表した第３四半期累計（１９年１０月～２０年６月）決算は、売上高３０億６００万円（前年同期比１９．５％増）、営業利益３億１８００万円（同２．２倍）、純利益１億８０００万円（同２．３倍）だった。