ナガオカが急落、21年6月期営業利益35%減
ナガオカ<6239>が急落している。7日の取引終了後に発表した21年6月期連結業績予想で、売上高58億円(前期比9.9%減)、営業利益7億円(同35.0%減)、純利益5億円(同28.9%減)と大幅減益を見込み、年間配当を前期比3円減の7円を予定していることが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、現地に赴いての営業活動が制限されていることに加えて、世界経済の減速や回復時期の不透明さから石油精製・石油化学プラントへの設備投資の減速が予想され、その結果、認証メーカー間の競争が激化し、新規受注の減少や収益の悪化が見込まれるという。
なお、20年6月期決算は、売上高64億3600万円(前の期比46.9%増)、営業利益10億7600万円(同2.2倍)、純利益7億300万円(同93.9%増)だった。