音通が急伸、未定としていた21年3月期は大幅な利益改善見通し
音通<7647>は急伸。7日の取引終了後、従来未定としていた21年3月期業績予想を発表しており、売上高134億9000万円(前期比9.4%減)、営業利益2億7000万円(同2.5倍)、最終損益2000万円の黒字(前年同期は7億3700万円の赤字)と利益の大幅改善を見込んでいることが好感されている。
緊急事態宣言発令の間、スポーツ事業やカラオケ関係事業は施設の休業や顧客の営業自粛に伴う営業活動の縮小を余儀なくされた。ただ、食料品・生活雑貨小売事業では来店客数が昨年実績を大幅に上回っており、これが業績を牽引する見通し。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高33億3500万円(前年同期比10.8%減)、営業利益1億2600万円(同7.1倍)、最終損益400万円の赤字(前年同期4800万円の赤字)だった。