Speeeはカイ気配スタート、第3四半期営業利益が通期計画上回って着地
Speee<4499>はカイ気配スタート。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年10月~20年6月)連結決算は、売上高67億9600万円、営業利益6億8200万円、純利益6億2000万円となった。前年同期は連結四半期決算を発表していないため比較はないものの、会社発表の前年同期参考値との比較では営業利益は前年同期比9.9倍と大幅増益となり、また通期計画を超過していることが好感されている。
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資拡大を受けて、主力のMarTech事業やX-Tech事業が成長。新型コロナウイルス感染症の影響でビジネスにおけるオンライン活用の重要性が増し、デジタル化が加速したことも追い風となった。また、集客力向上に伴う売上高広告宣伝費率の低減も利益を押し上げた。
なお、20年9月期通期業績予想は、売上高87億5300万円(前期比18.0%増)、営業利益5億8900万円(同3.0倍)、純利益4億9700万円(同23.7倍)の従来見通しを据え置いている。