楽天が商い急増のなか大幅安、4~6月期最終274億円の赤字で売り浴びる展開に
楽天<4755>が急落、8%を超える下げで4ケタ大台を割り込む展開となった。売買代金も膨らみ、東証1部で第5位にランクインしている。11日取引終了後に発表した20年12月期上期(1~6月)の決算は最終損益が274億8500万円の赤字となり、これを嫌気する売りを浴びる格好となった。携帯電話事業などへの参入に伴う先行投資が収益を圧迫した。なお、売上高は前年同期比16%増の6787億6800万円と2ケタの伸びを確保している。株価は中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線近辺で売り買いを交錯させており、テクニカル的にも正念場にある。
最終更新日:2020年08月12日 10時14分