エーアイが急反発、音声合成エンジン好調で上期業績を大幅増額修正
エーアイ<4388>が急反発、7月9日につけた年初来高値2681円を視界に捉える上げ足をみせる場面もあった。同社は音声合成エンジンの開発・販売を手掛け、特に文章読み上げソフトで実績が高い。法人向け、コンシューマー向けともに需要開拓が加速している。同社が12日取引終了後に発表した20年4~6月期決算は営業利益が前年同期比4.0倍の4400万円と急拡大、これに伴い今上期見通しについても従来予想の4600万円から9700万円(前年同期比54%増)に大幅増額し、2ケタ減益予想から一転して大幅増益見込みに変わったことでこれがポジティブサプライズとなった。ポストコロナを見据え、次世代音声合成エンジンの提供を開始、提携による技術力や営業力強化も推進している。