ブイキューブが大幅反落、20年12月期営業利益及び配当予想を上方修正も材料出尽くし

材料
2020年8月14日 9時40分

ブイキューブ<3681>が大幅反落している。13日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、営業利益を5億7500万円から7億800万円(前期2億8400万円の赤字)へ、最終利益を5億3500万円から6億2300万円(前期比18.3倍)に上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

売上高は72億100万円(同13.1%増)の従来予想を据え置いたものの、テレワークが社会に認知されたことにより、Web会議事業が伸長したことに加えて、あらゆる業界でイベントのオンライン化需要が急増したことに伴い、オンラインセミナー事業が急成長したことが利益を押し上げたという。また、業績予想の修正に伴い従来1円を予定していた期末一括配当を2円に引き上げるとあわせて発表しており、前期実績に対しては1円の増配になる予定だ。

なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高32億6600万円(前年同期比5.0%増)、営業利益2億5900万円(前年同期1億4600万円の赤字)、最終利益4億2200万円(同2.2倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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