極東貿易---1Qは売上高が129.64億円、基幹産業関連部門及び電子・制御システム関連部門で増収

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2020年8月14日 12時42分

極東貿易<8093>は11日、2021年3月期第1四半期(20年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.0%減の129.64億円、営業利益が0.86億円(前年同期は0.01億円の損失)、経常利益が同79.1%減の0.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同96.2%減の0.03億円となった。

基幹産業関連部門の売上高は前年同期比1.30億円増の29.24億円、セグメント損失は同0.07億円減の2.34億円となった。資源開発機器事業と検査装置事業は堅調に推移した。

電子・制御システム関連部門の売上高は前年同期比6.01億円増の42.63億円、セグメント利益は同0.90億円増の1.58億円となった。電子機器事業において半導体関連品が好調に推移し、またヨーロッパ現地法人におけるEVバス向けリチウムイオンバッテリー関連事業が好調に推移した。

産業素材関連部門の売上高は前年同期比11.56億円減の27.39億円、セグメント利益は同0.62億円減の0.04億円となった。樹脂・塗料事業における自動車業界向け塗料が、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により影響が出始め、国内及び海外で大きく落ち込んだ。

機械部品関連部門の売上高は前年同期比5.49億円減の30.36億円、セグメント損失は同1.06億円減の0.14億円となった。主力事業であるヱトー株式会社のねじ関連事業が米中貿易摩擦の収束しない中、新型コロナウイルスの感染拡大により産業機械や建設機械の製造ライン休止や操業時間短縮が相次ぎ大きく落ち込んだ。

2021年3月期通期の業績予想については、新型コロナウイルスの影響を合理的に算定することが困難なことから未定とし、算定が可能になった段階で改めて開示するとしている。

《NB》

提供:フィスコ

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