ランサーズが一時17%高、未定としていた21年3月期営業損益は黒字転換へ
ランサーズ<4484>は続伸し、一時16.9%高の1033円に買われた。13日の取引終了後、未定としていた21年3月期連結業績について、売上高39億5000万~43億円(前期比13.7%~23.8%増)、営業損益1000万~5000万円の黒字(前年同期3億700万円の赤字)、最終損益収支均衡~4000万円の黒字(同3億5300万円の赤字)と、営業損益で黒字転換を見込むと発表したことが好感されている。
テレワークによって「オンラインで仕事をする」という働き方が浸透しクライアント登録数が増加しているほか、セールス&マーケティング及びプロダクト開発を強化することにより、更なるクライアント数の拡大とクライアント単価の向上を図り、収益拡大につなげる見通し。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)業績は、昨年12月に新規上場したため前年同期との比較はないが、売上高8億6700万円、営業損益1600万円の赤字、最終損益100万円の黒字だった。