NY株式:NYダウ86ドル安、低調な地区製造業景気指数や米中対立を警戒

市況
2020年8月18日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は86.11ドル安の27844.91ドル、ナスダックは110.42ポイント高の11129.73ポイントで取引を終了した。中国人民銀行が市場に資金を供給したため上昇で寄り付いたが、ニューヨーク地区連銀製造業景気指数が予想を下回ったほか、著名投資家のバフェット氏が銀行株を売却したことが明らかとなりダウの重しとなった。また米中高官の第1段階貿易協定を巡る会合が延期され、米国政府が中国ファーウェイへの制裁強化を発表し、米中対立への懸念も根強い。一方、ハイテクは終日堅調に推移。セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方で、銀行、保険が下落した。

大手銀のJPモルガン(JPM)やウェルズファーゴ(WFC)、ゴールドマン・サックス(GS)を著名投資家バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ(BRK/B)が売却したことが明らかとなり、各社とも下落。一方で同社が新規取得した金産出会社のバリックゴールド(GOLD)は大幅上昇。自動車大手のジェネラルモーターズ(GM)はドイツ銀行が買い推奨リストに追加したことが好感され上昇。半導体のエヌヴィディア(NVDA)や電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの目標株価引き上げで堅調推移となった。医療サービス会社のテラドック(TDOC)はアナリストによる同社の投資判断引き上げが好感され上昇した

オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はクラウド関連のラックスペーステクノロジー(RXT)への出資を協議していると報じられた。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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