18日の株式相場見通し=買い先行も方向感に乏しい、円高を警戒

市況
2020年8月18日 8時01分

18日の東京株式市場は強弱感対立のなか、やや買い優勢も方向感の定まりづらい地合いとなりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発し史上最高値を更新した。エヌビディアが物色人気となり半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も最高値更新、東京市場でもこの流れがポジティブに働く可能性がある。ただ、外国為替市場では1ドル=106円台を割り込むなどドル安・円高に振れていることはマイナス材料となる。米中関係の一段の悪化が懸念されている点も買い手控え要因で、上値を積極的に買い進む動きとはなりにくい。

17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比86ドル11セント安の2万7844ドル91セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同110.424ポイント高の1万1129.725だった。

日程面では、30年物国債の入札。海外では7月の米住宅着工件数、7月の建設許可件数など。

出所:MINKABU PRESS

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