東エレクなど半導体関連が高い、エヌビディア急伸でSOX指数も最高値
東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株が急速な円高にもかかわらず、売り物をこなし頑強な値動き。前日の米国株市場では画像処理半導体大手のエヌビディアが6%を超える上昇で4連騰となり、過去最高値を更新したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も史上最高値圏に再浮上、この流れが東京市場にも波及している。世界的なテレワーク導入加速に伴うデータセンターの増設需要や、次世代通信規格5G関連インフラに絡み半導体市況は中期的な追い風が意識されている。東京市場では、ここ半導体関連は調整色を強めていたが、目先リバウンドを期待した押し目買いを誘導している。