ランサーズが異彩高で新高値にらむ、フリーランス・マッチングビジネスで成長期待
ランサーズ<4484>が上昇加速、一時12%高と異彩高を演じ一気に1100円台まで上値を伸ばす場面があった。年明け早々につけた1月6日の年初来高値1123円奪回を視野に捉えている。同社はフリーランスなどの人材と企業をマッチングさせる人材仲介サイトを運営。主に同社が仕事を受注し、フリーランスに依頼する請負型を特長とするが、コロナ禍にあっても電話代行業務など、企業のニーズを捉えたサービスで需要を開拓している。これまでトップラインは高水準の伸びを続ける一方、損益赤字局面が続いていたが、今月13日に開示した21年3月期業績予想では営業損益が1000万~5000万円の黒字を見込んでおり、収益成長局面へ移行するとの思惑が物色人気化につながっている。