カルタHDが動意、グループ会社が「地域未来構想20」の専門家企業として選定
CARTA HOLDINGS<3688>が後場動意づき、一時10%近く上昇した。同社はきょう、グループのVOYAGE MARKETINGが、内閣府の「地域未来構想20オープンラボ」の20政策分野のうち「行政IT化」「防災IT化」「商品券・旅行券」の3分野における専門家企業として選定されたと発表。これが株価を刺激しているようだ。
「地域未来構想20」は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、感染症にも経済危機にも強い、強靱かつ自律的な地域の社会経済の構築に向けて、地域で取り組むことが期待される「社会的な環境整備」「新たな暮らしのスタイルの確立」「新たな付加価値を生み出す消費・投資の促進」を軸とした20の政策分野。VOYAGE MARKETINGは、デジタルギフト「デジコ」や給与前払いサービス「Remone」などのサービスを通じて、当該分野で課題を抱える自治体などソーシャルセクターへの連携や、デジタルトランスフォーメーション(DX)化を推進するとしている。
また、この日は運営する次世代型TVマーケティングプラットフォーム「PORTO tv」で、新たなクリエイティブパートナーとしてNORTH AND SOUTH(東京都渋谷区)と連携したことも発表。この連携で、より幅広いクライアントニーズに対応し、テレビCMの制作を行うことができるようになるとしている。