大阪金見通し:上昇、ドルの代替通貨としても資金流入

市況
2020年8月19日 7時45分

大阪取引所金標準先物 21年6月限・夜間取引終値:6802円(前日日中取引終値↑19円)

・想定レンジ:上限6850円-下限6760円

19日の大阪取引所金標準先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。米中対立激化への警戒感が強いことに加え、米国で追加経済対策を巡る米与野党協議に進展がなく景気の先行きに不透明感が広がっており、安全資産とされる金の需要は引き続き旺盛。さらに、ここにきて主要通貨に対するドルの強さを示したドルインデックスは下落基調を強めており、基軸通貨であるドルの代替通貨として金への資金流入が加速している。金先物はナイトセッションで底堅く推移しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ堅調な展開となりそうだ。

《FA》

提供:フィスコ

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