ジャパンエンはS高、最新鋭エンジンUEC42LSH型機関を連続受注
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>がストップ高まで買われている。同社は19日、現在開発の最終段階にある最新鋭エンジン6UEC42LSH-Eco-D3/6UEC42LSH-Eco-D3-EGR型機関を、国内造船所で建造中のハンディサイズバルクキャリア、中小型ケミカル船向け主機として、初号機から連続して6台受注したと発表。これが材料視されているようだ。
このUEC42LSH型機関は、今後のEEDI規制(新造船燃費規制)強化に伴う低出力化のニーズをにらみ、世界トップクラスの低燃費を実現。42LSH-EGR型機関は、IMO NOx(窒素酸化物)3次規制に適合する主機関として、独自に開発した低圧EGRシステム(NOx排出量を大幅に削減しつつ、燃費の悪化を最小限に抑えることができるシステム)を装備し、更に将来的に予想される北米・欧州の一部海域における排水制限域の拡大も視野に入れ、EGRスクラバ循環水の船外排水を不要としたコンセプトを採用している。