イムラ封筒は大幅反落、上期営業利益は計画上振れ着地も材料出尽くし感強まる
イムラ封筒<3955>は大幅反落している。20日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(2~7月)連結業績について、営業利益が7億2000万円から9億3000万円(前年同期比29.5%増)へ、純利益が5億4000万円から6億2000万円(同25.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したが、目先の材料出尽くし感から売り優勢となっているようだ。
売上高はコロナ禍による日本経済の大幅な停滞に伴う需要の後退により、128億円から116億5000万円(同6.6%減)へ下振れたものの、前期から進めてきた生産体制の合理化と再構築による原価低減や、不採算工場の閉鎖などによる固定費の削減、不採算案件の見直しなどで収益性が大きく改善されたことが利益を押し上げた。