話題株ピックアップ【夕刊】(3):ビザスク、イメージワン、アイエスビー

注目
2020年8月24日 15時21分

■ASIAN STAR <8946>  107円  +8 円 (+8.1%)  本日終値

ASIAN STAR<8946>が急騰。前週末21日の取引終了後、資本提携先である中国の上海徳威企業発展傘下の3社(徳威不動産グループ)の出資持ち分を取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視された。エイシアンSが培ってきた日本の不動産サービス事業のノウハウと徳威不動産グループの日本人向け不動産サービスのノウハウを連携・強化することで相互にシナジーを発揮し、一層の企業価値向上を目指すのが狙いという。取得価額は非開示で、9月末までに取得する。なお、20年12月期業績への影響は現在精査中としている。

■トーメンデバイス <2737>  3,930円  +165 円 (+4.4%)  本日終値

トーメンデバイス<2737>が3日ぶりに反発。21日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表。保有株数が100株以上500株未満の株主にも選択制を適用し、新たにクオカードなどが優待品目に加わったことが材料視されたようだ。20年9月末から適用する新制度では、100株以上200株未満保有株主は現行の健康オイル詰め合わせ、クオカード1000円分、日本赤十字社への寄付1000円分からの選択、200株以上500株未満株主は現行のおこめ券5kg、コロナ対策清潔関連製品詰め合わせ、クオカード3000円分、日本赤十字社への寄付3000円分からの選択となる。また、500株以上保有株主の優待品についても一部実施内容を変更するとしている。

■ビザスク <4490>  3,420円  +125 円 (+3.8%)  本日終値

ビザスク<4490>が急伸し年初来高値を更新。午前9時ごろ、福邦銀行(福井県福井市)と、業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感された。ビザスクは、地方銀行を中心とした金融機関との業務提携に取り組んでおり、今回の福邦銀行との提携は9行目。提携により今後、福邦銀行の取引先に対する支援強化を目的として、セルフマッチング形式スポットコンサルティングサービス「ビザスクlite」の特別プランを共同で提供するとしている。

■テリロジー <3356>  610円  +22 円 (+3.7%)  本日終値

テリロジー<3356>が続伸。前週末21日の取引終了後、連結子会社のテリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービス「みえる通訳」が、埼玉県深谷市に採用されたことを発表しており、これを好感した買いが入ったようだ。「みえる通訳」は、タブレットとスマートフォンを利用し、ワンタッチで通訳オペレーターにつながるリアルタイム映像通訳サービス。深谷市に住んでいる外国語の母語話者は51カ国で3000人以上と多様なことから、同サービスを通じて窓口サービスの向上と多文化共生社会の推進が期待される。

■イメージ ワン <2667>  469円  +16 円 (+3.5%)  本日終値

イメージ ワン<2667>が大幅続伸。同社は21日取引終了後に、新型コロナウイルス検査に用いられるPCR検出試薬の販売を開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。これは、開発製造元のダナフォーム(横浜市)の「SmartAmp 2019 新型コロナウイルス検出試薬」が新型コロナウイルス感染症の体外診断用医薬品として、厚生労働省から承認されたことを受け、販売代理店として販売を開始するもの。この検出試薬は、既存のリアルタイムPCR装置を活用できるとともに、PCR法のように温度の上下を必要としないため、増幅時間の短縮により、40分程度で新型コロナを検出でき、従来のPCR検査より検査時間を短縮、かつ簡便に検出することができる。

■日本興業 <5279>  757円  +23 円 (+3.1%)  本日終値

日本興業<5279>が反発。21日の取引終了後、新茨中(茨城県笠間市)のコンクリート2次製品製造・販売事業を譲り受けると発表しており、これが好感された。今回の事業譲受は、需要ボリュームの見込まれる東日本地区における土木資材事業の更なる拡大を図るために、同地区に大型土木製品の製造・供給が可能な生産拠点を確保のうえ、製販一体による事業運営が不可欠であると判断したため。22年4月の事業譲受を予定しており、その後は東日本地区における土木資材製品の供給拠点として本格始動する予定という。なお、譲受価額は現在協議中としている。

■Cominix <3173>  705円  +15 円 (+2.2%)  本日終値

Cominix<3173>が反発。前週末21日の取引終了後、切削工具商社の東新商会(東京都港区)の98.1%の株式を取得し子会社化したと発表しており、これが好材料視された。同社では成長戦略として、東日本を拠点に顧客に持つ企業をメインターゲットに、後継者不在など経営上の課題がある企業との戦略的提携を継続的に検討しているが、今回の東新商会の子会社で、切削工具事業の業容拡大が期待できるという。取得価額は非開示。なお、21年3月期業績への影響は軽微としている。

■ハニーズHD <2792>  1,073円  +15 円 (+1.4%)  本日終値

ハニーズホールディングス<2792>が後場プラスに転換。この日午後、テレビアニメ「鬼滅の刃」アイテムをオンラインショップと限定店舗で販売していると発表しており、これが好感された。ラインアップは竈門炭治郎や禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、冨岡義勇、胡蝶しのぶの6人をイメージしたパーカーやTシャツ、バッグなど全40種類。キャラクターのイメージカラーや羽織の柄などをモチーフに作品の世界観をデザインに詰め込みつつ、普段使いしやすいアイテムを揃えたという。

■高見サイ <6424>  937円  +5 円 (+0.5%)  本日終値

高見沢サイバネティックス<6424>はしっかり。この日午前中、小田急電鉄<9007>が同社の腰高式ホームドアを採用したと発表しており、これが好材料視された。採用されたホームドアは20年度以降、小田急小田原線の登戸駅と新宿駅に設置される予定。なお、21年3月期業績予想には織り込み済みとしている。

■アイ・エス・ビー <9702>  2,519円  -324 円 (-11.4%)  本日終値  東証1部 下落率トップ

アイ・エス・ビー<9702>が急反落。21日の取引終了後、47万9000株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限7万1000株の第三者割当増資を実施すると発表しており、これが嫌気された。新株発行が最大で発行済み株式数の10.7%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。発行価格は9月1日から4日までのいずれかの日に決定する。最大13億900万円の調達資金については、金融機関から借り入れた短期借入金の返済資金に充当する予定としている。

●ストップ高銘柄

ジャパンエン <6016>  922円  +150 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値

ロードスターキャピタル <3482>  956円  +150 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値

セントケア <2374>  668円  +100 円 (+17.6%) ストップ高   本日終値

ログリー <6579>  3,425円  +502 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値

バンクオブイ <4393>  4,995円  +700 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値

など、11銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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