自律制御シ研が大幅反発、エアロネクストと産業用ドローン開発で契約締結
自律制御システム研究所<6232>が大幅反発している。この日の取引開始前、エアロネクスト(東京都渋谷区)とドローンの基本性能を向上させるエアロネクストの機体構造設計技術「4D GRAVITY」を搭載した産業用ドローンの共同開発と、開発機体の量産に向けたライセンス契約を締結したと発表しており、これを好感する買いが入っている。
両社は19年10月に4D GRAVITYを搭載した産業用ドローンの新機体の開発に着手し、これまで共同で研究開発を進めてきた。今回の新たな契約を通じ、まずは自律制御シ研が開発中の用途特化型機体の中でも、物流領域に特化したドローンへの4D GRAVITY搭載を進め、更にその他の領域(点検、防災など)の産業用ドローンについても同技術の搭載検討を進めるという。