デルタフライ反発、「DFP-10917」「DFP-14927」の進捗状況を好感
Delta-Fly Pharma<4598>が3日ぶりに反発している。午後0時15分ごろ、米国で臨床試験を行っている「DFP-10917」及び「DFP-14927」の進捗状況を発表しており、これが好材料視されている。
それによると、難治性・再発急性骨髄性白血病患者を対象とした「DFP-10917」の第3相臨床試験は、新薬承認申請用の原薬と最終製剤は確保済みであり、22年度中に米国で上市する方針に変更はないとする一方、末期の固形がん患者を対象とした「DFP-14927」の臨床第1相試験については、現在の投与量付近で安全性が確認でき次第、最適のがん種を選定し、第2相臨床試験に相当する拡大試験へ移行する予定としている。なお、同件による業績への影響は現時点ではないという。