NY為替:ベージュブックで全米経済の回復継続を確認

通貨
2020年9月3日 7時06分

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円11銭まで下落後、106円30銭まで上昇して106円18銭で引けた。米8月ADP雇用統計が予想を下回ったため、ドル売りが優勢となったが、7月耐久財受注改定値や7月製造業受注は予想を上回ったことや、この日公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、全米の経済活動拡大が確認されドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1876ドルから1.1822ドルまで下落して1.1856ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)高官のユーロ高けん制、域内のインフレ低下、ドイツの小売りが予想外のマイナスに落ち込んだためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、126円04銭から125円56銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3364ドルから1.3284ドルまで下落した。バルニエEU首席交渉官の英国との通商交渉の進展に悲観的な見解を受けて、合意なき離脱への懸念からポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9100フランから0.9133フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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