マザーズ指数は続落、米ハイテク株安や週末要因で、ビープラッツがストップ高/マザーズ市況

市況
2020年9月4日 16時44分

本日のマザーズ市場では、目先の利益を確保する売りが優勢となった。前日の米国市場では高値警戒感から主要ハイテク株が大きく売られ、本日の東京市場もこうした流れを引き継いで全般にグロース(成長)株が軟調だった。米雇用統計の発表を控えた週末であることも個人投資家の手仕舞いの動きを誘ったとみられる。売り一巡後も戻りを試す動きは限られ、小型の材料株などに物色が向かったものの、全体を押し上げるまでには至らなかった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で2613.28億円。騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり256銘柄、変わらず6銘柄となった。

個別では、メルカリ<4385>、フリー<4478>、ラクス<3923>といった時価総額上位が全般軟調。時価総額上位では直近IPO(新規株式公開)銘柄のニューラル<4056>やティアンドエス<4055>が下落し、EC(電子商取引)関連のBASE<4477>はここまで大きく買われてきただけに下げが目立った。イグニス<3689>も手仕舞い売りがかさみ、ストップ安水準で取引を終えた。一方、時価総額上位ではSansan<4443>が逆行高となり、売買代金上位では直近IPO銘柄のサンアスタリスク<4053>やインタファクトリ<4057>がプラスを確保。KIYO<7353>は大幅続伸し、ビープラッツ<4381>は主力製品の採用に関するリリースを受けて連日のストップ高となった。

《HK》

提供:フィスコ

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