東京株式(前引け)=大幅反落、米株波乱続きリスクオフの流れ強まる

市況
2020年9月9日 11時44分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比365円16銭安の2万2908円97銭と急反落。前場の東証1部の売買高概算は6億2097万株、売買代金概算は1兆765億4000万円。値上がり銘柄数は248、対して値下がり銘柄数は1854、変わらずは70銘柄だった。

前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が大幅安となり下げ止まらなかったことで、東京市場でも主力株をはじめリスク回避の売り圧力が強まり、大型株はほぼ全面安の展開となった。為替が円高基調にあることやアジア株安も足を引っ張り、日経平均株価は8月28日以来となる2万3000円台割れとなった。一部の個別材料株が買われたものの東証1部全体の85%の銘柄が値を下げている。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなしたが、株価は急落。任天堂<7974>も軟調。トヨタ自動車<7203>が安く、東京エレクトロン<8035>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも値を下げた。アルトナー<2163>が急落、ダントーホールディングス<5337>も大幅安。半面、NEC<6701>がしっかり、コロワイド<7616>も買い優勢。ディー・エル・イー<3686>が商いを伴い大幅高、ショーケース<3909>、アレンザホールディングス<3546>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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