9月17日のNY為替概況
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円53銭まで下落した後、104円84銭まで上昇して引けた。
8月住宅着工件数が予想を下回ったほか、先週分新規失業保険申請件数が予想を上回ったため景気見通しが悪化し米国債相場が上昇。利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1791ドルから1.1844ドルまで上昇して引けた。
ユーロ・円は、123円33銭から124円09銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2865ドルまで下落後、1.2998ドルまで急伸。英中銀がマイナス金利導入の可能性を示唆したためポンド売りが強まったのち、欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長が「EUと英国、通商交渉での合意が依然可能」と楽観的な見通しを示したためポンドの買戻しが加速した。
ドル・スイスは0.9112フランから0.9087フランまで下落した。
[経済指標]
・米・8月住宅着工件数:141.6万戸(予想:148.8万戸、7月:149.2万戸←149.6万戸)・米・8月住宅建設許可件数:147万戸(予想:151.2万戸、7月:148.3万戸)・米・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:15.0(予想:15.0、8月:17.2)・米・先週分新規失業保険申請件数:86.0万件(予想:85.0万件、前回:89.3万件←88.4万件)・米・失業保険継続受給者数:1262.8万人(予想:1300.0万人、前回:1354.4万人←1338.5万人)
《KY》