NY株式:NYダウ140ドル高、良好な経済指標を好感

市況
2020年9月23日 7時00分

米国株式相場は反発。ダウ平均は140.48ドル高の27288.18ドル、ナスダックは184.84ポイント高の10963.64ポイントで取引を終了した。9月リッチモンド連銀製造業指数が予想外に上昇、8月中古住宅販売件数も14年ぶり高水準に達し良好な経済指標を好感し、上昇して寄り付いた。欧州で広がっている新型コロナウイルス第2波への懸念が広がったものの、パウエルFRB議長やムニューシン財務長官が下院の証言で依然追加経済救済策が必要であると主張すると、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。セクター別では小売りや耐久消費財・アパレルが上昇した一方、銀行が下落した。

オンライン小売りのアマゾン(AMZN)やオンライン決済のスクエア(SQ)はアナリストの投資判断引き上げが好感され上昇。オンライン中古車販売のカーバナ(CVNA)は第3四半期の利益・売上ともに過去最高を記録すると楽観的な見通しを示したほか、ゴールドマンやJPモルガンの投資判断引き上げが好感され急伸した。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)はアマゾンとフィットネス用品のエシュロンが共同で安価なフィットネスバイクを発表したため下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は、本日予定している「バッテリーデー」イベントで公開予定の自社バッテリーの量産は2022年頃になるとマスクCEOがツイートしたことで期待が後退し、軟調推移となった。

ムニューシン財務長官は質疑応答で、的を得た追加救済策が必要としたうえで、トランプ大統領が国民への直接的な現金支給も含めた追加財政策を依然支持していると明らかにした。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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