株価指数先物【昼のコメント】NT倍率は14.19に低下、NTショートによるスプレッド狙いのスタンス

市況
2020年9月23日 12時22分

日経225先物は11時30分時点、前日比160円安の2万3060円(-0.68%)前後で推移している。寄り付きは2万3030円とシカゴ先物清算値(2万2885円)を上回って底堅い展開となった。現物の寄り付き直後には2万3110円をつけている。その後、下げ幅を広げ、前場半ばには2万2990円と節目の2万3000円割り込む場面もみられたが、早い段階で下落幅を縮めている。

なお、前引けのTOPIXは0.54%の下落だった。そのため、後場は日銀のETF買い入れによる需給面での下支えが意識されやすいだろう。ギャップスタートで2万3000円を下回ってくるとみられていたが、予想以上の底堅さであろう。前場段階では権利行使価格2万3000円と2万3125円での狭いレンジでの取引が続いている。

2万3000円割れからの切り返しが早く、押し目待ちの買い意欲は強そうである。しかし、グローベックスの米株先物の動きからは積極的にリバウンドを狙いに動く流れも期待しづらい面はある。2万3000円近辺での押し目を拾うスタンスになろう。NT倍率は先物中心限月で14.18まで低下してきており、バリュー株へのシフトを想定した流れに向かいやすい。NTショートによるスプレッド狙いのスタンスとなろう。

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