1日の株式相場見通し=買い優勢か、米株高を受けリバウンド局面に

市況
2020年10月1日 8時00分

1日の東京株式市場は、主力株をはじめ買いが先行し日経平均は反発に転じる公算が大きい。前日に日経平均は後場下げ足を強め350円あまりの大幅安となったが、きょうは押し目買いが優勢となりそうだ。前日の欧州株市場は総じて軟調な展開を強いられたが、米国株市場はNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数がいずれも反発に転じ、リスクオフの流れを止めた。発表された経済指標が好調だったほか、追加経済対策で与野党合意が近いとの観測が市場心理を強気に傾けた。もっとも大統領選前に経済対策の合意がなされるかは流動的で全体指数も後半伸び悩んでおり、東京市場でも積極的に上値を買う動きは想定しづらい。日経平均は2万3000円台前半で売り買いを交錯させる展開が予想される。

30日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比329ドル04セント高の2万7781ドル70セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同82.259ポイント高の1万1167.507だった。

日程面では、9月の日銀短観、9月の新車販売台数など。海外では8月のユーロ圏失業率、8月の米個人所得・個人消費支出、9月のISM製造業景況感指数、8月の米建設支出など。なお、中国の国慶節に伴う大型連休(~8日)。韓国市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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