2日の株式相場見通し=やや買い優勢か、米雇用統計など控え様子見ムードも

市況
2020年10月2日 8時04分

2日の東京株式市場は、一進一退もやや買い優勢の展開が予想される。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら続伸、ナスダック総合指数は相対的に強く160ポイント近い上昇をみせた。追加経済対策を巡る思惑が錯綜し取引後半は不安定な動きを示したが、ハイテク株が強さを発揮し全体相場を支えた。東京市場は前日にシステムトラブルにより終日売買停止を余儀なくされたが、その間も日経平均先物は頑強な展開をみせるなど、下値を売り込むような動きはみられなかった。東証ではきょう9時から通常通り取引を再開する予定。堅調な米国株市場の地合いを引き継いで強含みで推移しそうだが、日本時間今晩に予定される9月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑もあり、総じて様子見ムードは拭えない。

1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比35ドル20セント高の2万7816ドル90セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同159.000ポイント高の1万1326.507だった。

日程面では、8月の完全失業率・有効求人倍率、9月の消費動向調査など。また、東証マザーズ市場にタスキ<2987>が新規上場する。海外では9月の米雇用統計、8月の米製造業受注など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.