トヨタが4日続伸、目先1ドル=106円台の円安で為替メリット期待
トヨタ自動車<7203>が4日続伸と上値指向を強めている。前日の米国株市場ではNYダウ500ドルを超える上昇で大きく切り返したほか、リスクオンの流れを受けて外国為替市場ではドル買いが優勢となり、ドル・円相場は1ドル=106円台に入る円安に振れている。これを受けて輸出セクターの中でも際立って為替感応度の高い同社株は、輸出採算改善の思惑が株高を助長している。同社の21年3月期通期の想定為替レートは1ドル=105円で設定されており、実勢は円安メリットが期待できる局面にある。